6月13日  晴天の白馬大雪渓しばらくぶりにトレース刻みました。

1年ぶりで、白馬大雪渓でした。そして、同じところまで登って降りました。
土曜日7時間も昼寝したため、夜寝られないので、3時前に出発して、4時半に猿倉発となった。、

5時半に白馬尻で、トレッキングシューズデポして、スキー靴、アイゼンで登り始める。雪は白馬尻小屋の下の川までついてました。

昨年は、土砂流で白馬尻から左のがけ沿いに狭い登山道しか通れなかったが、今年は、土砂流も雪のしたに埋まって何もなかったように歩けます。朝がた、雪はしまってコーンスノーです。

へなちょこトレースができてしまった。

1時間で1900mまで登る。2時間で670mなのでいいペースです。下から雲登ってきつつあるが、雪渓の風が雲を押し戻しているので、なかなか上がってこない。でも、寒いのでカッパの上着を着た。

葱平がみえてきた。横の急斜面は、十分滑れそう。
7時半に葱平取り付きに到着、標高2000mを超えてからペースがみるみる落ちてきて、6時半から1時間で200mしか登ってない。葱平で大休止、下から6人くらい登ってきます。

葱平右の急斜面は、八方のセントラルコースの斜面と似てます。急な一枚バーンですが、セントラル2枚分くらいあります。ここが、たて溝でぼこぼこしていますので、昨年からなかなかうまく滑れません。

葱平を登りきって、岩室小屋に到着したのが、9時半ですので、葱平で2時間以上休んでいたみたいです。このあたりの雪は、コーンスノーではなく、ざらめでぼこぼこも少ない、いい雪です。昨年7月に来たときは、縦溝がでた硬い雪でまったく滑れなかったのですが、6月ならまだ、いい雪が残ってました。

岩室を登ると、右に稜線上の村営小屋がみえた。しかし、右側は雪がまたくない。去年7月に来た時は、滑っておりる人が見られたので、今年は、雪解け早いです。石松も稜線まで出る元気がさらに無くなってしまった。しょうがないので小雪渓の尾根筋を登ろうとまっすぐ直登し始める。下山する人から声がかかって、
先週小雪渓の急斜面でスキーヤーが滑落事故を起こしてヘリコプターで救助されたので、注意するようにとの話しであった。ただでさえ、元気がなくなったいるところ、こんな話を聞いたもので、雪庇まで登ろうと思っていたのが、手前の岩までとなった。

今日の斜面は、真中の岩からの斜面に縮小した。左がわの尾根づたい結構よさそうだが、斜度があるし、登るのには体力がもたない。ということで、写真右側枯草地で昼寝をして雪が緩むのを待つことにした。2550m付近では、ときどき氷の部分があってそこを踏むと転倒する恐れがありますので、

10時くらいから、草地で寝込んでしまい目覚めたのは12時丁度、日差し強く暖かい天気で快適な昼ねをしてしまった。でも、体調芳しくありません。雪もざらめになってきていて、コンディションはいいのですが、どうも体とやる気がいまいちですが、岩の直下までスキーを履いて登ってまず、第1発め滑りました。よれよれさいたターンですが、いつもの石松げじげじジャンプターンではないところが、雪質と元気がない点の現れでしょうか。

岩室まで降りて、杓子岳を撮る。間近でみると岩の塊は迫力があります。岩室から滑降するご夫婦のやま スキーヤーがいらっしゃいました。

葱平横の急斜面ご夫婦と一緒に降りました。石松かっとんではおりられませんでした。八方セントラルのようには突っ込めません。雪質も上部より硬くなってきてます。

葱平を降りると落石群が始まります。左によってすべっていきます。10分ほどで、緩斜面まで降りてきました。石と泥の塊をよけながら、だらだら降ります。

白馬尻手前までくると、コーンスノーがやけに硬いので滑りにくくなる。上はガスがかかってきた。下りの人たちが点のように見える。尻付近には、写真撮影と見物の人たちが何人かたむろしていた。
 今年の大雪渓道の整備がいいです。橋も怖くないしっかりしたものがついているし木道もしっかりしたものができていてサービスがよくなってます。