8月16日  黒姫登山で熊に接近

長野実家に午後用がある時は、黒姫周辺が手頃でいいです。シーズン中も佐渡山1回、乙妻山1回行ってます。左写真は、1998m黒姫山頂直前のしらたま平から見た北アルプス方面ですが、カメラが悪くてよくみえませんが、五竜、剣、立山が見えました。途中追い抜いた2人組の先頭の方が山が詳しく次々の見える山の名前を教えてくれました。石松もそのくらい山の名前を憶えたいものです。

松本5時前出発、高速かっとばして、5時45分黒姫・野尻インター到着、戸隠へ向けて飛ばして6時前に戸隠大橋駐車場へ到着、少ないだろうと思っていたが、10台くらい県外車が来ている。春スキーシーズンのほうが車が多いです。6時10分出発。4人組が先行していた。

ハイピッチで歩く、林道が5合目まで続いている。3つ又分岐点(オオダルミ、古池、頂上)まで1時間です。

分岐点から30分必死で登ってようやく先行者に追いついた、結構早い二人組でした追い抜くほどの余裕がないので、ペース合わせて登る。石松よりちょっとおそい程度で丁度いいペースで付いていく。それでも追い抜きそうになったので6分ほど休んでからいくと、案の定お二人も休憩していたので、あいさつして抜かせていただいた。山で後ろにつかれるとさっさと抜いてもらえばいいけど抜いてくれないと結局がんばってしまうのでよけい疲れさせてしまったかもしれない。頂上のしらたま平であいさつした時に、「早いね」と言われてしまった。

このお方、とにかく山の名前詳しいです。かすかに見える山の名前全部言い当てた、同僚の人が地図をみながらなるほどとうなずいていた。すごい経験です。100Km以上離れた五竜、立山を一発でいいあててました。

火打山、焼山、金山、天狗原山、雨飾山がくっきり見えました。
 春スキーで行き損ねたコースがたくさんある山達を見て、来シーズンこそと思います。

下り始めたのは、8時20分くらいです。登ってくる人達が下りですか、と驚いて聞かれる。分岐点に降りて、林道沿いに帰るか古池経由で帰るか迷ったが余裕があるので、古池経由で下ることにした。
 この選択は大きかった。すぐ二人組に出会ったがこの登山道誰も通ってない。急な登山道を両脇の笹藪の中を下る。中腹ごろで、左笹藪から木から落ちるような音とがさがさとかき分ける音がする。これは、熊だと思った。ぞーっとしたが、必死でベルを鳴らしながら、早足で下った。熊もじっと私の動作を見ていたに違いない。ベルの音が小さすぎるのではないかと思う。熊だって、必死で笹を食っているところなので、あまり小さい音は気が付かない場合もあるだろう、笹藪の深い登山道で人通りの少ないところは、大きな音をたてながら歩かないと、熊と接近しすぎて危険です。去年は大滝山で数mで接近してしまったが、去年より大きな熊のような気配がしました。

ようやく古池まで下って、木道を見て安心した。
 もう、秋風が吹いて寂しい景色になってきた。