1月22日   今シーズン、初アライで、スプレー浴びまくり

朝8時15分に窓口がオープンすると思い、駐車場からゴンドラステーションに行ったが、強風でゴンドラ停止で、天気待ちとなった中は、パウダー好きのボーダー、スキーヤーと数人のテレマーカーが居た。総勢で400人くらいでしょうか。ボーダー70%、スキーヤー28%、テレマーカー2%というところでしょうか。

ろうろして、板をみてみると、ただ者ではないことがわかってきました。並みいる太板でもスパチュラ2台、Volkl Gotama2台、Nordica、HEAD、Rossignol、Salomonなど有名な太板はすべてそろってます。パウダー好きが集まっていることがわかります。

 スライム印のGotamaは、ローカルのK女史のGotamaではないかと思います。石松挨拶できませんでしたが、いずれ、パウダーのアライでお会いすると思います。

9時になって、車に戻って一寝入りして、9時半ごろ吹雪がおさまってきたので、再度戻ってみると、丁度ゴンドラスタートでした。
すでに、数百人も並んでいるので、ゴンドラあきらめて、第一リフト第二リフトから小毛無第一でマムシ狙いをすることにした。しかし、まだ、小毛無第一リフトオープンしてなかったので、1本ディスカバリーロードをやった。積雪20cmくらいでクリームのような雪質でしたので、かっとんで降りました。途中、ボーダーを避けて、ぎりぎり隅に逃げたのですが、衝突されてしまい、左モモ付け根をボードのエッジで強打されてしまった。結構痛かったが、そんなことで、このチャンスをのがしてなるかと、痛さを忘れて、どんどん滑っていきました。アライはボーダーが多いので、接近すると怖いです。うまいボーダーは、まっすぐ降りていきますが、初心者ボーダーは斜滑降で降りてきますし、すぐには止まれないので、危ないです。
厚着をしていて、打ち身程度で済んで幸いでした。

第二リフト2本目を上ると、小毛無第一がオープンしたらしく、連絡コースがオープンしていたので、急いで下っていった。めざすは、マムシガエシです。小毛無第一で隣に座ったボーダーのお兄さんと話していたら、昨日もおとといもきているらしく、いつからきているのかと聞いたら、今シーズン開始から高田に移住してきて毎日アライ通いだそうです。シャルマンにも行ったそうです。

リフト降りると上部から林道を降りてくる人たちがいる、急いでマムシまで降りた、どうやら、まだ数本入っているだけで、十分残っている。一気につっこんだ、急斜面手前で止まると30cmくらいめり込むクリーム状のきめ細かい新雪で今シーズン初の深雪です。マムシで一番狭い急斜面部が地が堅くなっていましたが、そこをのぞくとたっぷりクリーム雪が30cm以上でリセットされていました。前足が浮上すると同時に大量のスプレーを浴びて首から粉雪が体中に入ってきます。アライでは、粉雪装備しっかりしないとびちょびちょになります。リフトで隣だったボーダーのお兄さん隅ねらいでまっすぐ降りていきます。

マムシと中マムシ尾根の間の沢部を好んで滑る人が居ます。
 たっぷり残ってますが、片斜面なので、滑りにくいですが、器用に沢を小回りで降りていくアルペンの人がよく居ます。

2本目、ふくらはぎが既に張ってきてます。1本目の勢いがなく4回ほど休みながら降ります。今日の太板は、K2 WorkStinxです。おろしたて3回目で慣れませんが、アライの今日の雪なら太い板なら何でもOKだったと思います。昨年より調子がいいです。アライのコースに慣れたせいかもしれません。

マムシ2本目で足ぱんぱんでした。中間駅からゴンドラに乗って膳棚にむかうことにしました。11時過ぎになると朝の混雑はすでになく、ゴンドラ空で運転します。

 ガスの中、膳棚リフトから舟石沢が見えます。雪の量多そうです。

ガスの中、止まり止まり舟石沢降りました。少し地が固まってますが、止まると30cmくらいめり込みます。結構食われてますが、風と雪でリセットは早そうでした。

 舟石沢の振り子状の沢狭くて石松苦手です、右斜面を斜滑降で一気に行ったほうが楽です。

チェレンジロードjは。11時過ぎでもまだオープンしてませんでした。

吹雪で、視界がきかない膳棚を下って、下で昼食を採ることにした。クーポンを購入したので、レジェンズカフェで特製カツカレーを食べたが、カツも新鮮でカレーもおいしくアライの定番にしてもいいかなと思いました。

 レストラン パパアルベルトは列ができてました。


ビールも入って、眠くなってきたので、駐車場に戻って寝込んでしまいました。体中の筋肉が疲れを訴えてます。

 1時に寝て、起きたのは3時過ぎでした。

寝覚めの気持ちよいこと、昼寝は健康によいですね。

のそのそ起き出して、ゴンドラステーションに行くと、最終ゴンドラが3時半で、今3時25分でした。あわててゴンドラに飛び乗って、膳棚に戻りました。アライゴンドラは、長いし、中間駅で5分近く止まってますので、20分強かかります。膳棚第一リフトに乗ったのが3時50分でした。すると、隣にパトロールの若いお兄さんが座ったので、いろいろ会話いたしました。

質問1:朝からドンドンと爆発音がしたが、どこでやっているのか
答え1:舟石沢か、小毛無山が多い。
質問2:テレビで、雪崩の番組を見たのですが、あれはどこのコースでおきたのですか?

答え2:このリフト下です。当時は、このリフトがかかって居ないころの話しで、まだコースになってない場所で起きた雪崩でした。
質問3:アライのパトロールは、特殊な技能が必要なのか。
答え3
スキーがどこでも滑れれば、1年目に山と安全知識をみっちり教育します。その教育が受けたくて、パトロールに入る人も居ます。
質問4:これからももっと、積雪が増えるのか。
答え4:現在4mというのは、ゴンドラ駅付近で、膳棚上部は、5mオーバーです。これで、平年並みですので、まだ、積もる可能性があります。

八方・志賀高原に行っているがこの時期だけアライに来るといったら喜んでました。

 アライのパトロールは格好いいし、頼もしさがあってあこがれますね。

膳棚リフト4時で最終となって、皆さん、妙高ロングランの林道下りで帰路についてますが、石松一人、リフト下から舟石沢へ出て、斜面をトラバースしながら、チャレンジロードに向かった。今日、初オープンのチャレンジロードをどうしても滑りたかったからです。林の中から二人のボーダーが出てきて、降りようとしてますが、のんびりしています。

チャレンジロード中央部は相当トレースがありましたが、端は手つかずで残ってました。最初の急斜面左隅でスプレーを浴びながらヤッホー滑りです。これが午後4時過ぎでふかふかクリーミーパウダーだからたまりません。コース幅が十分あるので。太板の大きなRに合わせたターン弧を描いてハイスピードで滑れるところがチャレンジロードの楽しさです。アライに太板が多いのはこういうコース条件があるからです。

 チャレンジロードは急斜面の段差が3回あって、栂池のハンノキコースに似てますが斜度が圧倒的にあって、チャレンジロードのほうが迫力があります。また、ゴンドラが真上を通るので、自分のトレースを上りに確認できるのも楽しみの一つです。

チャレンジロードを降りて、中間駅からだらだら林道下りで最後パスカングして山麓第一リフト到着、4時半まで10分あるので、一本上って、すべりました。
 今日は、2時間の昼寝で元気いっぱい、夕方まで滑れました。アライも朝の吹雪、昼間のガスからようやく凪になって下界の視界が開けてきた頃、クローズとなりました。。

4時半ぎりぎりまで滑っているのは、若い人ばかりですが、年寄りも昼寝をすればラストまで持ちますということが判りました。(^^)


また、こんなに雪がいいアライに会えますようにと願いながら、長野実家への帰路につきました