2005年5月1日 ちょっと、長走沢
昨日の白馬大雪渓でしたが、今日は、午後から天気がくずれる予報なので、午前中で軽く山スキーしようということで、長走沢に行ってみた。
普段のシーズンは、6,7月に行くのですが、5月はどんな感じかみたいということもあった。
昨日、長走沢か林道まで降りてきたスキーヤーが居たので、一度長走沢の最後の急斜面も降りて見たかった。
昨日に比べ、8時ですが、猿倉駐車場まだ空いてます。今日は、人出が少ないです。
駐車場から登りだして、4カーブめくらいに鑓温泉への標識がでている。ここでアイゼンを装着して尾根すじを登る。
先行にお二人登山者が居ます。ご夫婦で旦那さんが
大きな荷物ですので、テント泊でしょうか。
小日向山へ向かう台地にはテントが3張りほどありました。石松も連休でこのあたりにテントを張ってまったりと山の生活を送りたいと以前から思っているのですが、なかなかチャンスがありません。
皆さんが小日向山のコルに向かっていくのですが、
石長走沢方面へ向かいます。雪は堅めなので、沈み込むこともなくアイゼンで登っていけます。
6,7月しかきたことがないので、藪こきして長走沢 にでてから沢を登っていたのですが、この時期雪が林をすべて埋めてます。そのためわざわざ沢に入らなくて、沢の土手に沿って登っていくことができます。沢の中はでぶりだらけですので、土手沿いを登ったほうが楽です。
見慣れた岩がみえてきた。夏だと藪こきしてこの岩のところ出てきてから長走沢 雪渓を登るのですが、今は、沢に入らずに登ります。デブリは小さいのですが、ずっ上から続いてます。未だ、でっぶりだ足りないような感じですので、周辺からゆきが崩れてくるかもしれません。
10時くらいになったので、もう降りることにした。上部のシュプールをみると、石松やる気がなくなりました。あと一時間登れば双子尾根コル付近まで登れるかもしれませんが、でぶりがあるので、他の人のシュプールを踏まないと滑れない感じでしたので、
今日の目的は、長走沢下部で最後の滝部まで滑ることですので、下をめざしました。
長走沢は土手部が高く段差があります。
土手部を降りて、沢中心部を滑るのは、でぶりがあって滑りにくいので、対岸の林の中を下っていき、最後の急斜面の様子を見ながら沢に入って行こうと思いました。下部で割れていて川に落ちたら大変ですので、安全第一で滑りました。
下の林道が見えるところまで林の中を降りた。
どうやら沢は完全に埋まってそうで、大丈夫そうなので沢の真ん中から右岸に出て、急斜面側に滑り込む。
大丈夫となると一気降りです。4ターンくらいで急斜面から林道まで降りてしまって、長走沢
沢下部終了。夏は、ここから大量の水が流れていれ木橋がかかっている場所です。
機会があったら、白馬大雪渓から杓子岳に出て
杓子沢、双子尾根コル、長走沢 滑るというコースで滑ってみたいと思いました。