2005年6月18日  3週ぶりの山スキー白馬大雪渓まだまだ滑れます。

3週間ぶりに、山スキーです。ブランクの後に白馬大雪渓ではきついかと思ったが、先シーズンも6月半ばに大雪渓にきているので、比較になります。

葱平登り切って2550m稜線からの広大な斜面がいい雪面になってました。凹凸が少なくザラメでいい感じです。

朝一またまた寝坊して、松本朝6時スタート猿倉7時半着7時45分出発です。
 
猿倉駐車場がらがら、十数台しか来てません。

今日は梅雨の晴れ間で、絶好の天気のはずですが。

長走沢下部さすがに雪はありません。突堤がたくさんあったのは知りませんでした。細い木橋を渡って林道をてくてく。、

白馬尻に出る手前で雪が現れました。スノーブリッジが切れているので、左の崖ぞいを雪がつながっているところまで歩きます。
 上から軽装備の人たちが降りてくる、これから、初夏の大雪渓は一般の人が訪れに来ます。

白馬尻小屋の村営のほうは、組み立てが終わってました。残雪は2,3mくらいあります。

白馬館の白馬尻小屋は、まだ工事中でした。
 アイゼンを装着して登り始めます。

雪渓の真ん中に白い道筋ができてます。これは、どうやってできたのだろうと思いながら登っていきます。

大雪渓上部はガスっていてみえません。そのうち晴れるだろうと期待して登りはじめです。

先行4人見えます。今日の装備は、 ハイ ドレーション 1.5Lでポカリを入れてみました。アミノ酸とクエン酸飲料ばかり飲んでいると体に悪いような気がして、ポカリにしました。

さっそく、先行2人さんを抜きましたが、お一人が山スキー、もう一人は、登山です。おもしろい組み合わせでした。
 白い道は、どうやってできたかわかりませんスキーのシュプールがありません。

時々晴れ間が見えると、杓子尾根が見えてくる。

2時間たって、葱平のとりつきが見えてきました。
 右の急斜面しっかり残ってます。まだ、葱平は、雪上を登っていくようです。

杓子尾根側からは、ひっきりなしに落石があります。
 小石が多いので、雨が降っているようなざあざあ音がします。時々大きい石が不気味な音をたてて落ちてきます。白馬大雪渓中盤は、落石が多いので、休まず早く登ることが大事です。

葱平とりつきです。ここまで3時間10分くらいです。
前のお二人さん女性が早くて、男性がおいていかれ気味です。山装備ですが、石松の荷物を見て、重くて大変でしょうとねぎらってくれました。

葱平急斜面35度くらいあります。黒菱を登っている感じです。この時期でも、フラットな斜面になっていて、滑りが楽しそうです。

葱平ゆっくり休み休み登ったので、1時間以上かかかってしまい、避難小屋までで、いつもの通り満杯ばてばて状態となってしまいました。

村営小屋が見えてます、雪は何とかつながっている感じです稜線まで登りたかったのですが12時半になってしまい、このペースで登るとあと2時間はかかりそうなので、ここ2550m地点で昼休みとして、ここから滑ることにしました。

ガスをつけようとしたら、バーナーが漏れ気味で炎が止まらない、あわてて雪の中につっこんで消火した、ガスのトラブルは怖いですね。この時、下ってきた登山者さんが手伝って炎を消してくれた。糸魚川から来た方で、先週までテレマークで登られていたそうで、今シーズン5回目だそうで、詳しい方でした。下部の白い道は何かとお聞きしたら、スキーヤーが大勢その道を滑るので、ああなったそうです。

1時40分すぎから滑走開始。ざらめでいい斜面です。

葱平急斜面大回りで降ります。がたがたしないので、スキー場感覚でいいターンできます。下部はガスが晴れてきてます。

10分で、急斜面終わってしまいました。下部も例年より落石が少なくスキーの傷みもすくないかんじです。

白い道は、デブリ手前からできてました。スキーでずらしずらし滑ったのかトレースらしきものがないですが、
大勢が同じところを滑ったのでしょうか。

どうぞ、滑ってくださいという感じで白い道ができてます。しかし、狭いのでテレマークでは、結構忙しい滑りですので、5ターンもすればぜいぜいで休み休みです。面倒なので、大回りでまわりのコーンスノーに踏み込んでいきました。コーンスノーもがたがたが少なく、十分滑れました。

えんえんと続く白い道は違和感があります。スキー場で圧雪されたコースのように見えます。

滑走30分、猿倉の到着、4時間の登りも30分の滑りで終わりました。

 結構、今日はいいターンができてよかったです。