信州残雪日記第9弾 乗鞍夏スキー行ってきました。

トレースの無い斜面は、硬めの凹凸があって滑りにくいので誰も滑りませ、そこでシュプールつけました。

ショートテレ練習に丁度良い斜面でした。

三本滝停留所で前はアルペンスキーヤーですが後ろ全部テレマーカーです。20名以上テレマーカーがいました。どうやら、各地のクラブの滑り収めでしょうか。Xテレが目立ってました。

前回5月の連休にきた時は、位ヶ原も全部埋まってましたが、さすが6月末ともなると頂上からの雪はわずかにつながっているだけでした。今日は、下の広い斜面でショートテレ練習にしました。

朝方は、ガスが多く視界が利きませんでしたので、1本滑って登り返したら、早い昼寝で10時から11:30までひと寝入りしました。2本目は11:40から寝ている間に救急車のサイレン音がした、夢かと思ったが、どうやら、テレマーカーが転んでエッジで足を傷つけたらしい
Xテレ軍団はとにかく早い、直滑降に近い状態でつっこんでいく。毎週滑っているなら足がついていくだろうが、たまに来て、そんな滑りをすると転びやすいので、自重したほうがよさそうだ。といいつつも、硬い凹凸斜面をショートターンで降りて一番下の岩でストップまた、登り返す。

ノントレース斜面を丁寧なショートターンで降りてトレースを眺めている下山者が私のトレースに沿って降りてくるではないか、崩れるまでにあわてて写真を撮った。ショートテレ板だとターンのつなぎ目がジャンプ気味になってしまうため弧しか残らないので今一美しシュプールにならない。

4本目は、さきほどのトレースのP右側を狙ったが、下のほうで合流してしまい、Yの字型のトレースになってしまった。Yの左が3本目のトレース右が4本目のトレースです。

2時すぎにまたまた、救急車が登ってきた、なんと骨折らしい人がいた、どうやらこれもテレらしい、1日に2名の負傷者が乗鞍雪渓で発生し両方ともテレマーカーということは歴史に残るできごとではないでしょうか、地元、安曇村でテレマーカーの悪評判がたたないことを願うのみです。

2003.6.29