信州オフトレ日記第2弾 「雨やんでようやく火打山へいきました」

天狗の庭から逆さ火打です。

2003.8.16

15日23:30に出発、笹ヶ峰駐車場に1:00着駐車場は、すでに車で埋まっており、ぎりぎりであった。さすが、ハイシーズンの連休日である。
朝目ざめると、5:30であった。寝過ごした感じであるが次々と車出発するグループが目立つ、登山道入り口は駐車場に設置された門をくぐると木道がきれいにならんでいる。こんなに整備された登山道もめずらしい。

すぐ前に20人くらいの団体さんがいた。お年は相当高い感じで60から70過ぎくらいまでいらっしゃいますが、ペースは速く、私と同じくらいで、遅くていらいらすることもなく、黒沢渡りまでいっしょでした。後ろも家族連れでした。とにかく、木道にすべり止めのゴムが貼ってあって、ていねいに整備されている。

12曲がりに入る、2001年の5月に登ったことがあったが、雪がないと登りにくく先が見えないのでやたら長く思えた、汗だくになって登ったが尾根にたどりつくまで20分くらいだった。冬より断然早い、尾根から富士見平までもう少しの上りだが、結構急斜面があった。前回も富士見平までで相当消耗した覚えがある。

富士見平着7:55分2時間笹ヶ峰から2時間かかった。黒沢岳がみえる、冬は富士見平は見晴らしがよくてっぺん尾根筋をスキーで歩いた。夏は見晴らしがあまり効かない、右側の黒沢へ下る斜面は冬は気持ちのよい林間滑走コースだったことを思い出しながら高谷池ヒュッテをめざす。

富士見平から高谷池ヒュッテまでフラットなトラバースなのでだが、道に岩が多くアップダウンの繰り返しで小一時間もかかってしまった、ようやく火打と高谷池ヒュッテが同時に見える地点まで来た。

3時間で高谷池ヒュッテに到着、ちょっと休んで、すぐ火打山に出発、高谷池とヒュッテの眺めはきれいだった。冬だと何もない雪原だった。下ってくる人が結構いる、前泊で火打に登ってきた人達だろう。岩が多いのでダブルストックをだして登る。火打頂上までまでは、12曲がりほどの急斜面はない。

天狗の庭に到着、大きな湿原で絶景である夏は
やはり湿原が涼しげで良い。焼山は雲で見えない。

雷鳥平から山頂までもうひと登り30分で到着できた。

山頂に着いたがあまり感激はない、フラットすぎてあまり達成感がない。山頂には十数人に人が休んでいたが景色は雲で海側がちょっとみえるだけで焼山も北アルプス、白馬方面も見えない。ひと寝入りして11:00出発。

下りで、天狗の庭や高谷池が箱庭のように眺めれられた。夏山はこういう景色があるから楽しい。12時すぎに山頂に着いたがあまり感激はない、フラットすぎてあまり達成感がない高谷池ヒュッテに12時に到着してビールを仕入れて飲みながらラーメンを作った。周囲は家族連れが多くファミリー登山に丁度よい山なのだろうか、次々と家族連れが小屋を目指して登ってくるが登山の装備はまったくしてないので、天候が悪化したら危ない。下りはほろ酔い気分ですいすい降りて笹ヶ峰駐車着が2:50分だったので1時間50分で下った。ダブルストックの威力で転ばずに済んだ。