2月6日 アライ2日目 マムシ大好き

2日目も8時に来て、チケット買って列にいくと、日券列は誰もいない私が一番である。年券の人たちは20人くらいすでに並んでいる。アライの日券優遇策は、今日2月7日のHPでも明らかである。ついに日帰りパックを売りだしたのだ、昼食券付で500円安いので、買いです。
http://www.araimt.com/snow/higaeri.html
 さて、2日目は晴れ時々曇りで視界良好です。

 写真右端のバーンがエキサイト、真中のねじれた急斜面がマムシ返し、その左が、中マムシ
です。昨日滑れなかった小毛無第一と山ろく第二リフト沿いのコースを攻めました。

左が年券列、左が日券列ですが、日券列私だけ待っている。しかし、8時25分すぎには一斉に並びだして総勢100人近くのの行列ができた。平日でさえこのパウダー食い競争である、さすがアライである。の後私はパウダージャンキーという人種を初めてみることになる。
●パウダージャンキーを見たその1
朝一のゴンドラ並びは、シーズン券の人の列、日券の人たちの列と分かれてます。8時15分から日券販売なので日券の人はシーズン券の人たちに負けてしまうのを防ごうというアライ側のはからいです。私もせこく5番くらいにつけて、シーズン券の連中を眺めます。ボードが70%ですが、スキーの人は、ファット板ばかりですポケロケが圧倒的に多く、セスピストル、バンディットB3、めずらしいものでVOLKLゴーダマというのもありました。腕は、ボーダーははまっている人もいるのですが、スキーヤーはうまい人がおおくて一気に降りていきます。はまっているスキーヤーは私くらいのもので、スキーヤーのパウダーテクニックはアライは相当高いです。さて、乗車です、1台目には満員電車並に突っ込んできますので10人で満杯なのに12人くらいは乗っているみたいです。2台目に乗っても10人詰め込みました。目の前のお姉さんの顔付きは真剣そのものでゴンドラ終点に近づくとゴーグルから装備から準備しはじめ、ドアが開いた瞬間一斉に走って、出口でボードを放り投げて蹴りながら膳棚第一リフトまで突っ込んでいきます。新雪を食いしたい執念、すごい迫力を感じました。私は年のせいかそんなに必死でないしテレマークだと装着に時間がかかってしまい、4台目の連中といっしょに膳棚第一にのりますので、フナ石沢の大斜面にたどりつくころは、10本くらいはトレースが入ってます。

●パウダージャンキーを見たその2
ゴンドラの競争の裏をかいて、リフトで攻める人達も居ます。フナ石沢だけが開放ゾーンではありません。朝一から山ろく第1と第2ペアを乗り継いでディスカバリーロードという600mくらいの未圧雪ゾーンがあります。そこなら競争率が低いのできれいなトレースを数人でしっかりつけている数人のスキーヤーがいました。朝一の勝負で、フナイシ沢で負けたら、そのまま右トラバースしてチャレンジロードへ登って一気に降りるというのも手だと思いました。私は、短いフナ石沢より1.3Km以上も未圧雪の急斜面が続く斜面が好きなので、次回の朝一はチャレンジロードにシュプールをきれいに描こうと思います。

写真手前のコースがディスカバリロードです。

フナ石沢1本目、林間を通っていると時間がかかるのでリフト下から右にとトラバースしてシューティングポイントに出るコースをとった。昨日よりやられてないのでスプレーを浴びながらシュートできた。
2本目は、正面がぼこぼこになってきたのでリフト沿いからシュートする斜面に寄った位置からシュートここもスプレーがでるし、リフトから掛け声がとんできて気合も入った。

今日は下部のコースを徹底的に滑ることにして、フナ石沢から林道を経て山ろく第二リフト降り場までまで下る。すぐ横がエキサイトの入り口ある。昨日に比べ雪が軽くてリセットされているので滑りやすい。BIGならぼこぼこがあっても安定して突っ込めるから面白い。エキサイトはリフト沿いを下るが斜度が最後で30度超えるくらいであまり迫力がない。

いよいよ今日のメインマムシガエシコースである。
 皆下を眺め立ち止まっている。既にぼこぼこにはなっているが新雪なので見た目ほど滑りにくそうではない。

一気に中腹まで降りた、ボーダーが追っかけてきて接近戦を演じた、テレマークは目立つので敵が多い。
 しかし、いい雪である、BIGはぼこぼこをものともせずきれいな大回りトレースを自動的に刻んでくれる。頼もしいかぎりだ、アライ新雪に関しては、エネミーの出番はない。マムシガエシ最終点が林道になるので注意旗がある。左の斜面が中マムシで尾根すじ一枚バーンから落ちてこれるが、狭いが、斜度はマムシほどないが、一気降りには気持ちいいかも。

中マムシ入口、中マムシはコースでなく自然な山なので気象条件ゾーンだそうであるが、マムシガエシより滑りやすい。

マムシから中マムシ尾根スジを見る、尾根の頂点に乗って一気に降りるのは爽快でした。

今日は深雪にはまったときの脱出用にワイドバスケットのストックですが、くるくる回るので買い換えようと思います。

昼飯は、下まで降りてパパアルベルトというイタ飯屋が有名だということで、趣味ではないが一度だけ食ってみた。ランチ1300円でビール飲んで2100円となった。格段うまいわけでもないが、生バンドがついているくらいなものである。食い物は八方のような競争が激しく、客が大勢居るところでないとうまい飯はなさそうである。人口の多い東京と人口の少ない田舎のグルメ差というものである。アライがいくら豪華だといってもコストパフォーマンスがよい料理はだせないだろうと私は思う。また、隣の坦々亭の坦々面は今一なので二度といかないことにした。

●パウダージャンキーを見たその3
パウダージャンキーは、午前中だけで帰るらしい。昼飯を食っていると12時すぎくらいから板をかついで帰る人が多い、後で駐車場をみると半分近く帰ってしまっている。おいしい状態だけ食ったら満足なのでしょね。贅沢そのまのです。私なんかせこくて午後もぼこぼこになった、各コースをしらみつぶしに降りました。明らかに午後は誰もいません。ぼこぼこもBigなら安定して連れてってくれますので、楽しいです。


 

昼食後、頂上に戻り、フナ石沢をトラバースして50mほどパスカングしてチャレンジロードに着いた。テレマークならちょっと歩くのも苦にならないがボードなどは大変なので、チャレンジロードは人が少ないだろうと思った。案の定誰もいないが、パトロールが一人点検でいるだけ、ちょっと話すと午後はぼこぼこになるので誰も滑らない言っていた。確かにチャレンジロードは東向き斜面で午前中に日にあたり解けやすくなって午後ちょっと冷えると硬くなる。
 下部は、固めになってしまっていた。

マムシ3回、中マムシ1回を終え下に下って小マムシを降りた、小マムシも気象条件ゾーンで山そのもので木のレイアウトが沢すじに沿ってすべりにくい配置をしている。最後の林道にでるまでの林間が手間取る。

最後にディスカバリーロードを降りて終わりにしたが、
アライの新雪コースの良さは今までのスキー場にはない
素晴らしさがある。しばらくアライ通いが続きそうである。