2005年7月18日 槍温泉2日目
4時起床、周囲のテントは、たたまれて、出発間近なものも数張り、山の朝は早いです。
朝風呂にたくさんの人が入っている、どうやらご来光を眺める目的です。4時45分日の出だそうで、石松も温泉に浸かりながらご来光を眺めることにします。
ご来光を眺めながら温泉三昧は、生まれて初めての経験です。
皆さんお湯に浸かりながら、にこにこしてます。
テントの周囲の人もご来光を眺めてます。
朝日をあびた雪渓はきれいです。
朝5時で、人がざわざわしてます。登山道までテントがあふれてます。
この雪渓スキーで滑れないことはないかと思ったが、コーンのえぐれが大きくて足がもたないかもしれないし、5時間スキーを背負ってここに来ることは石松には、不可能に近いです。
朝食は、行動食のパワーバー2本だけにして、テントをたたんで、6時10分に下山開始です。
そんなに急いでと思ったのですが。
人が混みそうなので、渋滞する前に下ってしまおうとおもいました。山小屋もテント場も超満員でしたから。
雪渓は、遠目には急に見えるのですが、斜度が緩く、滑落しそうもありませんが、コーンのディンプルが30cm以上もあるおおきなもので、階段のようにして歩きます。
40分も歩くと、槍温泉も遠くなり、小日向山コルでこの眺めとお別れとなりました。
メモリーが最後になってしまい、ラストにこの温泉の渓谷の全景を撮って終わりです。
下りで心配していた、右膝痛が、ちっとも発生しないで、調子よく下れました。温泉の効果が絶大だったのか、膝をかばわずにがんがん下ったので、骨の位置がずれたのか、その後1週間膝の痛みがありません。
登山の下りが、逆療法になったのかもしれません。また、どこかの登山で、これを確認したいと思います。
結局5時間かけて登ったコースを3時間丁度で下れて、猿倉から松本までかえって、昼前に着いて、余裕の休日でした。