2006年1月3,4日   3日ARAI大荒れ運休+4日食い放題膳棚

駐車場1段目後ろから数列目、結構来てます。しかし、9時になっても、オープンするめどなく、
9時半から山麓リフトがオープンしたので、そちらに回って滑るがちっとも進まない、コース途中でスキーを脱いで、Notwaxを塗って、なんとか滑れるようにして、重く滑らない砂のような新雪を滑った。1本で足が棒のようになったが、もう1本やったが、これが、新雪トレースのくせに、超えるのに衝撃があって、ちょっとした凹凸斜面と同じになってしまってます。極悪湿雪というべきでしょう。

 ステーションに戻って、KASHIさん達やMOROさん達とスキー話しをして暇つぶししてましたが、11時前にゴンドラ運休が決まり、さっさと帰ることにしました。帰り道でが湿雪が固まった轍にとられて、車が横滑りして道路をふさいでしまいました。4駆のREVO 01でも歯が立たない上越の湿雪でした。

長野から、牟礼村を通過して18号にでるのですが、雪がさらさらと降っていました。黒姫をぬけ、信越大橋から妙高にはいると道の雪が湿っぽくなってきました。そして、妙高をぬけるとついに雪はみぞれとなって、フロントガラスにぱちぱち当たる音が激しくなってきました。これは、ARAIは大変な雪質だろうなとおもいながら、8時過ぎに到着しました。


 八方に引き続き、大阪千里丘モーグルMoroさんご夫婦と再会、また、ARAIフリークのKASHIさん、オガワさんと1年ぶりに再会しました。

2006年1月4日も長野からのこのこと出ていったのですが、雪質は昨日よりドライで、路面の雪も
 乾いた新雪で滑りにくかったです。そして、8時半過ぎにARAIに電話するとまだ、コース安全点検中とのことで、しばらくかかりそうです。そこで、赤倉スキー場でもどうだろうと思い、国道から赤倉スキー場に上がったのですが、除雪が未だ間に合ってない状態で、急坂をどんどん上がって、スキー場付近まで行ったのですが、どこかどこだかわからなくて、結局池ノ平から国道に下ることにしたのですが、これが失敗でした。池平からまっすぐ坂道を国道に下る道のバスを先頭に車
が並んでます。登りの車は時々上がってきて何とかぎりぎりすれ違っていたいのですが、ぱったりと来なくなりました。

 バスの前を除雪車が雪をかきながら、。すすんでいるようですが、全く進みません。更に、悪いことに、登りの車が
つぎつぎとスリップして、立ち往生しているではないですか、狭い道ですれ違いが普通車でやっとこの道をバスが立ち往生した登りの車に邪魔されて下れません。全部都会No.FF車です。この豪雪地帯にFF車で来るとは、赤倉ならでは光景です。結局小一時間かかって、国道にたどりついてから、ARAIに行って、着いたのは10時過ぎでした。途中電話で、ARAIの状態を確認しながら行ったので、焦りはありません。

 丁度10時半にセンターにはいると、ゴンドラが動くというからラッキーです。並んでいる人は少ないです。階段の上から下までつながるかどうかくらいですから、結構、帰ってしまった人が多かったようです。

 ゴンドラで中間駅に行くと、中間駅では降ろしてくれません。そうです、今日は膳棚のみオープンです。
 膳棚にあがると、猛吹雪で、視界20、30mときどき数mまで落ち込みます。

 これでは、滑れないとおもいつつも、舟石沢めざさします。カメラで撮ってみても、何もみえません。ガスっているからと思ってよくみてみるとレンズの内側が曇っているみたいで、きょうは写真は無しです。

 しょうがないので、携帯電話のカメラで、ぽちぽち撮りましたが、結局j写真にならないほど視界が悪い状態でした。

 舟石沢の雪質ですが、重めのパウダーでクリームのねっとりした感じです。ターンに力がかかります。
 3ターンもすれば、足が痛くなりました。KASHIさん達は、アルペンですいすいかけ声をあげて滑ってます。
 さすが、ARAIフリークは、こういう雪質でも平気で楽しめるようです。石松もこの雪ですいすい滑れるようになりたいです。

足とスキーにまとわりつく、粘性のある新雪で、石松1本でへとへとになりました。
 このくらい粘性があると、人のトレースを超える時に、かつんという抵抗があります。

舟石沢を2本やって、メインステージをおりて、もう昼休みです。トンカツ喰って、うろうろしていたら、
KASHIさんたちも居ました。KASHIさんこういうときは、林間を滑るといいと勧めてくれました。

午後は、メインステージとアンコール、 ベンザク沢あたりの林間は、ソフトな新雪でしかも誰もはいってないところだらけで、
山スキー並のパウダーを味わえました。今日はスプレーだらけで、いい加減スプレーが迷惑なほどスプレーを浴びれました。
 こういう暴風の時くらいでないと、新雪が加えれずにほとんど残っている状態などありませんので、ねばって、林間を何本かやっていました。特に、メインステージから ベンサク沢に向かう北斜面は、白馬のパウダーと同じ買軽さで、スプレーも軽くて気持ちがいい
滑りができました。ARAIの暴風時は、林間にかぎるということが、判りました。このような食い放題は、山スキー以外では経験ありません。

6m近い積雪の中で木が低くなって林間が滑り易くなってきました。

今日4日が、ARAI修行のスタート日だと覚悟を決めました。これだけの雪があって、重くて滑れないのでは、山スキーを十分楽しめる技量がないことになってしまいます。今年はがんばって、この重い新雪深雪で満足できる滑りができるようにがんばりたいと思った次第です。7,8,9日のARAI詣もがんばろうと思いました。