2008年5月3日

白馬大雪渓から稜線まで初めて登りました

白馬稜線に出ると、剣がくっきりとみえました。

旭岳の三角斜面おいしそうですが、足がもう動きません。

十数年前に友人と白馬大雪渓登りつめて、杓子沢を滑り降りた時以来、白馬稜線に登ったのは今回が初めてでした。

2時に入って、仮眠して5時15分スタートです。
未だ駐車場空いてました。

駐車場からの林道がけっぷちで崩れていて岩から水が流れていて危険です。皆さん猿倉荘から上がっています。石松おそるおそる超えましたが、岩が落ちてきたら滑落するので、ここは通らないのが正解でした。

長走沢はまだ埋まってますが、淺いのでもうすぐ割れそうです

沢まで降りないで、左岸夏道沿いトレースにそってシール歩行します。

1時間5分で白馬尻到着、後のスキーヤー1名と3名の登山者を抜きました。

とっつきはフラットででぶり跡もありません。すいすいと登っていけます。

2時間経過で、葱平急斜面が見えだしました。3名の登山者が登ってます、降りてくる登山者が目立ってきました。日光がきつくなってきて雪がゆるんで、シールがめり込んであるきにくくなってきました。

3時間で、葱平とっつ到着ここで大休憩して、急斜面に備えアイゼン歩行にチェンジです。

KAJITAXアイゼン久しぶりです。

この急斜面先に慣れた登山者さんが、トレース踏んでくれてそのあとを登ります。

1時間で葱平急斜面登って、やっと一息、杓子岳迫力あります。すでに、4時間30分経過で2450mですので、1200mです。

30分休憩して、小雪渓をめざします。いつもは、この辺で足がつったりだるくて登れなくなるのですが、今日は未だ大丈夫です。

小雪渓以外と急斜面で、直登がくるしくてジグザグ始めました。

村営宿舎まだオープンしてませんが、ようやく見えてきたところで、力つきて、しゃがみ込んでこっくりこっくり居眠りしてしまいました。この時顔をかくしてなかったので、めちゃくちゃの日焼けになてt連休ぱーになりました。

1時間ほどこっくり寝て、周りが騒がしくなったので、起きてみたら下で抜いた人たちが皆追いついてきてました。白馬山荘方向へ登ったほうが緩いので、皆さん右へ登って山荘へ向かいます。

稜線まで最後の踏ん張りです。
あちこちでラストスパートで登ってます。

日本最大級の山小屋白馬山荘です。後ろの白馬岳雪剥げてきてます。

稜線到着12時過ぎで実に7時間かかって登りきりました。標高差1550mですので、200m毎時で遅いですね。
ぱっと見て、剣が見えて白馬岳の位置はこんなに後立山なんだと実感しました。

猫又、毛勝山、白い谷が折尾谷だと思います。

旭岳真っ白斜面登る原元気ありませんが、後続パーティさん達は、今日は山荘に泊まって、ここから柳又谷を下って、雪倉岳にいくらしい

上から見ると杓子がとんがって見えません。

最近は、ゼリーの栄養パックを飲んで補給してるので、お腹もすかないし、短時間で栄養が取れて具合いいです。今日は登りで5パックも飲んでます。
12時40分滑りスタート一気にし小雪渓滑り降ります。ざらめで流れやすいのできれいなターンになりません。

10分ちょっとで葱平下りきって、急斜面終わりです。でぶりが淺いので滑りやすかったですが、登山者が多いので、雪を落とさないように端を滑ったのが惜しかったですが。

中盤もフラットな雪面が多く、小刻みターンしたのですが、モモがつりそうになってしまい。途中からアルペンターンです。

小刻みアルペンターンでちびちびと降りていきます。7時間も登って足はもう死んでます。雪がこんなにいい時にもったいないです。白馬岳は、小屋泊まりがいいですね。

尻までたっぷりフラットな雪面を刻みました。こんなにフラットな大雪渓初めてでした。

尻の雪も腐れがすくなくまだ滑れます。今日はいい滑りできました。川筋ではなく夏道沿いに下ります。

テントが出来てます。今朝は無かったので今朝たてて、明日登るのでしょうか。六張りくらいあります。

夏道の少し上の林をトラバースしてどんどん下ります。

猿倉の雪は少ないです。きっとあと2週でなくなるでしょう。

猿倉駐車場満車でした。猿倉荘でPEボトル2本がぶ飲みしました。7時間の登りとなると2Lの水では不足しました。予備の1Lもっていかないといけません。下っていくと白馬村は、連休で大勢の観光客がきていました。第一里の湯がらがらでした。失敗したので、顔に日焼け止めを塗ってなかたので顔面真っ赤にやけて、連休は、屋外に出られないほど顔の皮膚がやけどでとんでもない顔になってしまったのが今年の失敗でしたが、長年の夢であった、白馬稜線にたてたことは何よりもうれしかったです。減量とアミノ酸ゼリーのおかげだと思います。